た~とるの投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

四季報夏号読了と感想

こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

ようやく四季報夏号を読了しました。

感想と雑感を記録しておきます。

読了までの時間

今回は読み始めから読了までに3週間かかりました。以前は2週間もあれば読み切っていたのですが、今回は時間がかかりました。

仕事の関係で自宅に帰れなかったり、休日は用事があったり、なかなか時間がとれませんでした。そして、時間があっても、ぐーたらしていたことが遅延の最大の要因です。

 

四季報を読み切るまでにかかる時間が長いと、投資に影響がでる場合もあります。四季報発売後、すぐに株価に反応があるようなケースもあります。

 

しかし、分散投資をするならばその影響は薄まります。結局、投資候補の銘柄は四季報読了までに上がったり下がったりするので、ポートフォリオに組み込むときには価格の騰落は相殺されます。

 

ですので、四季報の発売から読了まで時間差があってもあまり気にはしていません。もちろん、3か月とかの期間で間が空くと株価も結構動いているでしょうけども…

 

投資ではニュースへの即応性や情報の新鮮度を重視するスタイルもあります。そのような場合であれば四季報はサッと読み切らなければならないですね。

自分は流行りや情報の新鮮さは全く気にしないタイプなので、マイペースにいきます。

 

候補銘柄の付箋の数

話変わって付箋の数を記録しておこうと思います。

僕は四季報の候補銘柄には付箋を貼っていくのですが、今回はその数が約170となりました。この数が多いか少ないかというと、特にどちらでもないかなという印象です。

 

割高な銘柄は割高。景気敏感株や負債の多い株はPER低め。一見割安でも市況の変化で利益が大幅に下がることもあるので、一旦踏みとどまってよく考えてからの方がよいかな…

 

今年に入ってから日経平均は2000円を超えて下落しており、巷では株で損したとか市場から退場したとか、そんなコメントを見ることもあります。

しかし四季報を通して上場企業それぞれの価値と株価の関係を俯瞰して見るならば、市場の過熱感や冷え込みのレベルは中庸といったところで、特別に市場全体が割安とか、そんなことはありませんでした。

 

リーマンショック後やコロナ暴落の渦中のときは、普段割高な株ですら、買ってもよいレベルまで株価が下がった銘柄も多かったです。こういうときは全力で買えばいいだけなので楽です。

現在はそれぞれの株では割安なものもあるけども、市場平均が上がるか下がるかなんとも分からない状況で、市場平均につられて割安な株でも下がる可能性がある。こういった状況の方が難しいですね。

銘柄選択を慎重にし、期待利回りを保ちつつ分散投資を心がけたいところです。

 

IPO銘柄の値下がりが気になった

一点、四季報全体を通して目立ったのは、IPO銘柄の値下がりでしょうか。

上場から数か月で50%も60%も下がっている銘柄がゴロゴロしています。暴落といっていいでしょう。

かといって割安というわけでもなく、下がってもなお割高な銘柄も多数あります。

特別に成長性があるならいいでしょう。しかし、成長率がもしも市場平均並みだった場合は、どう計算しても明らかに割高な価格水準の銘柄があるように見受けられます。

 

僕には上場時の株価が高すぎたようにしか思えません。会社の結構な割合の株を所有しているIPO企業の創業者の方は、どのような気持ちでこの上場から暴落を眺めて過ごしたのか、とても気になるところです。

 

このあとの銘柄選定の作業が長い!

四季報は読了しましたが、このあとに付箋をつけた約170の候補銘柄を調査して、大体30~40銘柄まで絞り込む作業があります。こっちも結構な時間がかかります。

また地道にやっていかなければ…

気づいたことがあれば記録していこうと思います。

 

以上、た~とるでした。