た~とるの投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

資産運用の目的とは

こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

数日前、有給をとって街をブラブラしていました。

平日の昼間に「働いていることが当然」とみなされる成人男性が、仕事以外で出歩いている様子がそれなりに見受けられました。

自分がサラリーマンだから普段は気づきにくいことです。

単に平日が定休日だった方かもしれません。

僕と同じように有給を取っていた方かもしれません。

もしくはFIREしている人とすれ違っていたのかも?

 

働かなくても生きていけること(=不労所得での生活)は資産運用のゴールの一つになります。

毎日が夏休みになるわけです。

しかし、それだけだと少し物足りない。

平日昼間に遊びまわっても経済面で全く困らない生活ができたとして、何か物足りない。

そもそも資産運用の目的とはなんなのか、ちょっと考えてみました。

 

不労所得で生活ができるとして、その後にどうしたいのか

まず、一番はここを考えなければなりません。

仕事をやめて、ストレスから解消されたいのか。

遊びまわりたいのか。

ただゆっくりしたいのか。

具体的にはいろいろな目的がありますね。

 

人によって目的は様々ですが、僕にとっては「自由」と「時間」という2つの概念を確保することが最大の目的です。

 

人生の選択肢を増やして自由度を高めること、その時間を確保すること

僕は先に目的があって投資を始めたわけではありません。

投資を始めた2009年当時「単に株が安かったから」です。

ですが、株式投資を通じてマネーや働き方のことを考えるにつれて、資産運用の目的がはっきりしてきました。それはお金があれば人生の自由度を高められるということです。

そして自由と時間は密接な関係があります。

自由であることと、自分自身や親しい人のために時間を確保できることとは同義と言えるかもしれません。

 

自由であることと人生の満足度や幸福度は関連が深いです。

幸福を考えたとき、裁量があることはとても重要です。

社畜」が何故不幸かというと、裁量がないからというのが大きな理由となるでしょう。

・決まった時間に出社

・交通事情や体調不良も関係なし

・性格の合わない同僚とも一緒に仕事をする

・仕事は自分で決められず会社や上司に決められる

・ノルマの量は会社に決められる

・上の方針が変われば仕事の進め方が二転三転

どこの会社でも似たようなものですよね。

これに加え、パワハラ・セクハラ、長時間通勤、同僚との不和、顧客やクレーマーからの理不尽な要求など、精神を摩耗することが山積みです。

このあたりは、経済的自由を達成し、仕事を辞めれば解決できるものもあります。

 

では、金銭的な不安がなくなればどうするのか

・時短勤務にする

・やりたい仕事だけやる

・世間体が必要だから働く

・家にいたくないから会社勤めを続ける

・家族といる時間を増やしたいから、仕事は一切しない

・趣味に没頭する

置かれた環境や状況によりけりで、いろんな判断があるでしょう。

いずれにせよ、選択肢が広がります。

経済的に余裕がない限り、仕事をしないという選択肢はありません。

 

過去に、「所得や学歴より自己決定が幸福度を上げる」という論文を見たことがあります。

結局、「ライスワーク」から解放されたときに何をしたいのか、何ができるのか、そのための時間はあるのか。そして自分で決めることができるのか。

その自由と時間を確保するために資産を形成することが運用の最終目的になりそうです。

 

年齢や環境の変化で、価値観も変わっていくことでしょう。

それでも、その時々に合った自由な生き方を選択できるように、日々の運用をコツコツ継続していきたいところです。

 

以上、た~とるでした。