投資の失敗を経て得た感想
こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。
これまで、筆者の投資失敗談の代表例を5回投稿しました。
失敗を振り返って、今思っていることを書きたいと思います。
とにかく、投資をする上で失敗は不可避のものです。
特に株式投資は未来に対する不確定要素が大きく、全投資銘柄で利益を上げるのは不可能でしょう。
これまで僕は投資の失敗をたくさん経験しました。
投資家として駆け出しの頃は、投資手法は定まっていませんでした。
その後の相場で様々なやらかしをしましたが、なんとか生き残ってきました。
相場に長く携わることで、自分の投資手法がブラッシュアップされてきました。
経験を重ねることで、今では自分の軸となる投資手法が見つかっています。
僕の場合は、定量分析ベースのバリュー投資に落ち着きました。
研究と失敗と実践の繰り返しによって、シンプルでストレスのない投資手法に寄っていった感じです。
長年投資をしていると、投資手法は人それぞれの形に落ち着くように思えます。
それはその人の経験や失敗に裏打ちされた結果ともいえます。
人によってはグロース株が得意だったり短期投資で儲けていることでしょう。
投資の失敗は無駄にはなりません。むしろ、上昇相場だけ経験している方が怖いこともあると思います。
一直線に上がる相場だけ経験していると、下落相場や低迷期の投資戦略はあまり想像できないことかもしれません。
どれくらいのマイナスまでなら耐えられるのか。
投資のリスク許容度はどれくらいなのか。
このあたりは投資を経験して変化していく部分でもあります。
投資家としては、失敗をゼロにすることは不可能です。
失敗しながら投資家としてのレベルを上げていければよいと思っています。
全部の投資が上手くいっている投資家は見たことがありません。
バフェットですらたくさんの失敗をしています。
経験した痛手は自身の血肉となり、今後の投資判断の際、脳みそがベターな解を導き出してくれるはずです。
それが投資家としてのレベルアップなのかなと思っています。
以上、た~とるでした。