た~とるの投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

2023年6月の投資結果

こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

2023年6月の月次投資記録です。

※先月の5月末は更新できず、6月9日実績を5月末実績としました。

 今回は6月9日~6月30日までの投資記録を6月実績として記します。

 (ベンチマークの実績も6月9日~6月30日に合わせています。)

投資結果(参考にベンチマークを併記)

【た~とる】

 前月比+3.1% / 年初来+20.3%

 

日経平均

 前月比+2.9% / 年初来+27.2%

 

TOPIX

 前月比+2.9% / 年初来+21.0%

 

5月は値がさ株や大型株の上昇に全くついていけず、日経平均に大敗しました。

6月はベンチマーク並みの上昇となっています。

後で書くのですが、ポートフォリオ整理のため株を大量に売り払いました。

現金比率は5月末で10%でしたが、6月末では40%まで増えています。

 

売買記録

【新規購入】

・2銘柄

四季報夏号を通読し、新たな候補銘柄から2銘柄が注文にヒットしました。

他にも10銘柄以上注文していますが、下がり待ちで2~3%安い価格で指値にしているため、ほとんどヒットしていません。

 

【追加購入】

・なし

 

【売却】

・全売却 13銘柄

・部分売却 3銘柄

四季報通読で選出した候補銘柄と比べ、株価上昇余地の低い銘柄を売ることにしました。

少し高めの価格帯で指値注文を出しましたが、株価上昇の流れで注文が悉くヒットし、売れてしまいました。

先月書いたのですが、僕の経験則では、値がさ株の上昇一服後に中小型株に資金が流入することが多いように思います。

それを無視して保有銘柄をさっさと売り払ったのですが、放置していればそこそこ上がっていたという状況で、結構な機会損失となっています。

もう少し引っ張って放置していれば数百万円のプラスになっていたので、売りが早すぎた感があります。

 

クロス取引

・なし

 

受取配当金

・2,964,598円

主に3月決算の株の配当が入りました。

6月9日~30日までの額ですが、単月としては過去最高額になります。

 

ポートフォリオ

日本株】22銘柄(前月比-11)

【外国株】 9銘柄(前月比±0)

全売却13、新規購入2で差引-11銘柄となりました。

先月までは日本株だけで30銘柄を超えており、業績を追いかけるのも随分時間がかかっていました。

現在は20銘柄程度まで減りましたが、新規購入したい株もまだまだあります。

 

雑感

6月は、四季報夏号を発売から1週間で通読しました。

去年からずっとポートフォリオの整理をしたかったのですが、保有銘柄の業績は悪くなく、配当利回りもなかなか高かったため、ほぼ放置していました。

そろそろ、上昇余力の高い新規銘柄との入れ替えが必要だと考え、候補銘柄選出のために、早々に四季報通読を行いました。

通読の後、ポートフォリオの中で相対的に上昇余力の低い銘柄は売り注文を、上昇余力の高い新たな候補銘柄には買い注文を出しました。

この間、株価が全体的に上昇傾向にあり、売り注文は悉くヒットし、買い注文はあまりヒットしませんでした。

結果として、6月のうちに、ポートフォリオ日本株銘柄数は33→22と大幅に減り、現金比率も10%から40%に上昇しました。

 

さて、日経平均については「バブル越え」とか「4万円が視野に」という類のニュースが増えてきました。

確かに、あと20%程度上昇すれば4万円に到達し、バブル越えとなります。

ですが、バブル越えや4万という指数の値そのものには意味はなく、「指標」で見比べる必要があります。

比較に適している指標はPBRでしょう。

現在の日経平均はPBRが1.4倍弱といったところです。

これは、1989年の株価バブル頂点でのPBR5倍と比べるとバーゲンセールみたいなものです。

 

とはいえ、積極的にフルポジするかと言われると微妙な数値でもあります。

バブルの頂点が異常だっただけです。株価も土地価格もバブル時は異常過ぎて参考にできません。

比較に適しているのは、バブルとは縁がなく比較的直近となる2010年代のデータでしょうか。

この間は、日経平均PBRは1.5倍程度で上昇が止まることが多く、おおよそ0.9倍~1.4倍くらいの間を推移することが多いです。

そう考えると、現在の日経平均PBR1.4倍弱というのは、べらぼうに高いわけではないものの、やや高めの水準といったところです。

 

ここから積極的に買いに行くのは少し気が引けるものがあります。

フルポジにしてから調整や暴落を食らうのは最悪ですし、多少の現金はあってもいいのかと思います。

日経平均を押し上げる主力だった外国勢も、6月最終週は売り越しになったというデータもあります。(数字は参照するサイトによって違いがあるかもしれません・・)

現在の現金比率40%程度が適当なのか、はたまた株価全体が上昇してベンチマークにさらに負けるのか。

いつも悩むところです。

 

以上、た~とるでした。