お金がお金を産むという発想
こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。
投資、特に株で儲けるといえば、以下のようなイメージを持つことがあると思います。
・株価が数倍になる銘柄を当て続ける
・数十年かけて株価が数十倍になるような成長企業をずっと持ち続ける
こんなイメージですね。
僕も最初は同じような考えでした。
しかしこのような銘柄を発掘するのはとても難しく現実的ではありません。
そのため、僕は資産運用をもっとシンプルに考えています。
「金持ち父さん 貧乏父さん」に学んだ資産運用の根本
「資産とは、あなたのポケットにお金を運んでくれるもの」
「負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもの」
有名なマネー本「金持ち父さん 貧乏父さん」にはこのような趣旨の記述があります。
僕の資産運用のスタンスもこれに基づいています。
お金がお金を産む状態を作り出すには「資産」を増やして「負債」を減らすことに尽きます。
当たり前ですが、これが資産運用の最もシンプルで根本的な発想だと思います。
ここでいう資産とは、株や収益不動産などを指します。
保有コストがかかったり、値下がりリスクはありますが、それよりもポケットに入るリターンの期待値の方が大きいものです。
債券も資産ですが、ちょっとリターンが低すぎるのが難点です
一方の負債とは、利子の支払いが必要なローン、税金のかかる車や収益化されていない不動産を指します。
持っていると余計にお金を払わないといけないものですね。
つまり金持ち父さん貧乏父さんでは、持ち家は負債としています。
持っていれば税金がかかります。
ポケットからお金が出ていきます。なので負債であると。
とてもシンプルな発想です。
繰り返しですが、資産運用の戦略は
「資産を増やして、ポケットに入るお金を増やす」
「負債を減らして、ポケットから出ていくお金を減らす」
これに尽きます。
お金がお金を産むという発想も根本はこれと同じです。
給料や運用から得られた余裕資金は「資産」の購入と「負債」の返済にあてる。
この繰り返しになります。繰り返していると資産が資産を産み始めます。
資産運用の基本は「収入ー支出」×「運用」となります。
全てセットです。高収入でも支出が大きいと資産形成できません。
支出を抑え、余力資金を「資産」の購入にあて続けることで、長期間をかけて運用の効果がでます。
資産運用の効果を実感するのは早ければ早いほどいいです。
その後の資産運用の見通しが立てやすくなります。
例えば、20代のうちに数年頑張って貯金し、500万円でも貯められれば、思い切って株式を購入してみたらよいと思います。
そこから4%の配当が得られれば20万円になります。
20代なら1か月分の生活費にはなるでしょう。
「資産からの不労所得で1か月は生活できる」
これが実感できれば、後は同じように資産形成を繰り返していくだけです。
時間をかけるうちに資産が増え、資産からの不労所得もさらに増えていきます。
不労所得で生活できる期間も1カ月から2か月、3か月と長くなっていきます。
そのうち、会社に依存しない経済的自立も見えてきます。
そこまでくれば、「いざとなれば不労所得で何とかなる」という状態になりますので、仕事に対するプレッシャーが軽減されて、余裕が出てくると思います。
とにもかくにも「お金がお金を産む」ということを理解するには、自分で実感してみるのが一番ですね。
以上、た~とるでした。