た~とるの株式投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

四季報通読から銘柄選択までの手順(筆者の場合)①

こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

前回、会社四季報通読の有用性について書きました。

investsnowball.hatenablog.com

今回からは、四季報通読から銘柄選択までの手順について、僕の場合の例を参考にご紹介します。

 

今回はざっくり全体像を書いておきます。長くなりそうなので、ポイントごとの詳細は別記事で続きを書きます。

 

全体については、以下のような手順で進めています。

 

四季報を読み進めていく

先頭の銘柄から順に、ポイントを絞りながら四季報を読んでいきます。

隅から隅まで全部読むと誇張なしに100時間くらい必要ですので、仕事以上に疲れてしまいますし、時間がかかりすぎます。ですので、見るべきところは絞っていきます。

僕の場合、企業の財務を見て安全性を確認し、利益の実績と予想値から投資利回りの水準を推定していきます。

具体的な項目としては、財務や業績(純利益・1株益)、配当金などの欄を見ています。

 

②付箋を貼る

アナログですが、気になった銘柄には付箋を貼ります。

ここでいう「気になる」とは、財務上の安全性が高く、利益や配当から見て株価の割安度が高いという意味合いです。あくまで僕の基準です。人によっては、成長性とか市場で次に来そうなテーマとか、いろいろな見方があると思います。

 

付箋を貼る銘柄数は、大体100~200銘柄になります。投資家によっては300~400だったり、いろいろです。人それぞれの物差しで候補銘柄を選別していくところです。

相場が低迷しているときは、候補銘柄多くなって付箋の数が増えます。

 

③付箋を貼った銘柄の詳細を調べる

一通り読み終わったら、付箋を貼った投資候補の詳細を調べていきます。付箋を貼った銘柄からさらに選別をして、大体30~40銘柄くらいまで絞ります。

詳細を調べるときには過去10年分くらいの財務データを見て再検証します四季報の業績欄では4年程度の期間が掲載されていますが、これくらいの期間だと一過性の利益の可能性があるからです。

例えば、特需が来ているとか、大型案件の利益が出ているとか、特別利益があるとか、こういう場合には通常よりも高い利益がでますが、ずっと続くものではありません。

過去の財務データの調査には、昔は「MSNマネー」というサイトが使い勝手が良かったのですが、レイアウトが変わってしまいました。今は「バフェットコード」を見ることが多いです。昔の四季報と照らし合わせることもあります。

 

過去のデータを見たら、現在での企業価値を算出していきます。そして、企業価値よりも、市場で買える株価の方が安い銘柄を割安銘柄とします。割安度の大きい銘柄ほど、安全域が大きいと見なしています。割安な度合の大きい順に、順位付けしていきます。

 

ポートフォリオの手持ち銘柄と候補銘柄の入れ替えをする

ポートフォリオの持ち株で割安度の少なくなったものや株価上昇期待ができないものと、③で算出した割安度の大きい銘柄を入れ替えていきます。割安な株を中心にポートフォリオを再構成して、ポートフォリオ全体の利回りの期待値を底上げするイメージです。

 

⑤次の四季報が発売されたら、銘柄の現状をチェックする

本当は四季報発売毎に通読できればいいのですが時間がありません。

ですので、僕の場合は夏号をベースに使って、夏場にポートフォリオ全体の見直しを行います。夏号以外では、手持ち銘柄の利益進捗などの現況確認に留めています。証券会社のサイトから四季報の内容確認ができるので、夏号以外では紙の四季報は買わないことが多いです。

買った株は、株価の上昇で割安度が無くなってくると段階的に売却します。逆に、株価が下がった銘柄は、買い増しすることが多いです。「10%下がったら売る」というような機械的損切はしません。想定よりも利益水準が低かったなど、企業価値の算出が誤っていた銘柄は売ります。

 

途中で急激な株価暴落などがあれば、手持ち銘柄よりも期待リターンの高い株が出てくるので、スクリーニングで対処することもあります。

2011年の東日本大震災の暴落時や、2020年のコロナ暴落の時には、スクリーニングで手持ち銘柄の多くを入れ替えました。

 

まとめ

通読のやり方は人によってある程度違いはあるでしょうが、株式投資が目的の場合、おそらくは大体似たような手順になると予想されます。

四季報を読む」

→「投資対象銘柄を選定」

→「対象銘柄を売買」

→「ポートフォリオを再構築」

このような流れになるはずです。

 

人によって違う部分は、何に重点を置くかということになると思います。

僕の場合は、企業の安全性と割安度です。成長性はあまり見ていません。ちょっとした理由があって、配当利回りは高い方を選好しています。

 

長くて読みにくくなるので、次の記事からはそれぞれのステップで僕が何を考えているかの詳細を書いていきます。自分自身のアウトプットと備忘録であるとともに、読んでくださっている方の参考になれば幸いです。

 

以上、た~とるでした。