た~とるの投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

シンプルでストレスの無い投資ライフに向けて


こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

僕が投資で目指しているのは、「シンプルでストレスの無い投資ライフ」です。

自分の目指す投資家としての姿勢を書いておこうと思います。

僕にとっての株式投資とは

僕にとって、株式投資は金銭的実利を得られる貴重な場です。副業とかは会社的にNGですし、市場で求められるような希少なスキルは持っていません。株式投資は、そんな僕でも本業以上に収入を得られる唯一無二のものです。

 

そして、自分の可能性を試せることと、知的探求心が満たされることが、またとない楽しみになっています。もはや趣味です。

株式投資は、全て自分の責任と裁量で行わなければなりません。上司も部下も同僚も顧客もいません。しかも結果が全ての世界です。損失を出しても誰も助けてくれません。利益は全て自分のリターンとなります。

この責任と裁量が心地よくてたまりません。仕事では上司や顧客の顔色を窺って忖度しながら業務をすすめなければいけません。どれだけ理不尽であろうと、非効率であろうと、変えられる余地がない状況もあったりします。

株式投資は全てが自由です。金銭的な損失の可能性もあり、責任も大きいですけどね。そこはやり方次第なので、自分なりにリスクとリターンのバランスをとるようにしています。

 

シンプルでストレスの無い投資ライフ

僕は本業がサラリーマンなので、一日中ディスプレイの前で投資をするわけにはいきません。

仮に、時間に余裕があったとしても、一日中市場に追従していくような投資は性格的に合わない思います。中には、毎日吐くくらいのプレッシャーの中で投資をされている専業の方もいます。マネー雑誌のインタビューなんかで読んだことがありますが……純粋にすごいなとは思うのですが、僕にはマネはできません。

僕は投資でストレスやら緊張やらプレッシャーやらを負いたくないので、そいういうのは向いてないのかなと。

 

僕は年に1回、会社四季報を通読します。基本的には夏号です。

そこで企業の本質的な価値をアバウトですが計算します。そして市場で売買できる株価の方が大幅に安いと判断できる株式を購入して、ポートフォリオを組みます。

あとは基本放置です。放置といっても、一応毎日の結果は見ています。いろいろと気づきがありますので。

市場の状況や決算の結果で、持ち株がどのように動いたのか、市場はどのように反応していくのか。こういうのは毎日の積み重ねが暗黙のうちに自らの頭の中に蓄積されていって、経験値となります。それが判断力や思考力につながります。

僕も現金比率高めでポートフォリオを見るのも週に1回程度の時期もありましたが、これらの時期の投資リターンはいまいちでした。

 

それから、市場の大きな上昇や下落があるときも状況を注視します。極端な下落があったときはスクリーニングします。ポートフォリオの手持ち銘柄より割安な銘柄が見つかることがあるからです。

 

会社の価値計算では、難しいことはしていません。

将来予測はほとんどしません。成長性は度外視して、現在価値と株価の関係を見るようにしています。

1株利益から見た割安度、1株利益の平均的な水準、保有資産と負債、この辺だけの材料で、基本はある程度判断しています。もちろんキャッシュフローとか、PERのレンジとか、最終的にはいろいろみるのですが。

でも、基本は簡単にしたいと考えています。投資はなるべく簡単にシンプルに、というのがスタンスです。

今では、株価の下落でもヘラヘラできるくらい、ストレスの無い投資ライフを過ごせています。むしろ、下げ相場こそ、本来価値より安く株を買えるチャンスなのでワクワクしてしまいます。

 

投資スタイルの確立

どのような投資が合っているかは人それぞれです。人によってはインデックスかもしれませんし、グロース株かもしれません。不動産が合っていたり、債券投資が向いている方もいると思います。フルでレバレッジをかけた投資にスリルと利益を求めることが楽しい方もいるでしょう。

 

僕の場合は、投資を始めて割と早い段階からベンジャミン・グレアムの流れを汲むバリュー投資のスタイルが自分に合っていると分かりました。

あとはその手法の実践と、さらに知識を蓄えて応用力を高めることに主眼を置いてきました。

ストレスの無い投資を行うことは、ある意味自分探しの旅に近いものがあるかもしれませんね。

 

FIREするにせよ、定年まで働くにせよ、いつかは働くことをしない日が来ると思います。その日以降も楽しい投資ライフを送れるように、シンプルでストレスの無い投資を心がけていきたいと思います。

 

以上、た~とるでした。