た~とるの投資ライフ

「配当>生活費」達成済 / 株式投資・資産運用の思考整理と備忘録

仕事と投資についての独り言

こんにちは、サラリーマン投資家のた~とるです。

年々、仕事のことを考える時間が増えてきました。

単純に自分の業務のことだけでなく、周辺環境全般への考え事が増えています。

上役の動きや会社のビジョンへのアンテナ張り、自分の属するチームのこと、役職に応じた責務、社内政治や人事、働き方や余暇の過ごし方など、若手の頃は気にならなかったところに目が届くようになってきました。

経験を積んで社会人としてスレてきたのか、単に年をとって物の見方が変わったのか、まだ自分の中でも変化の途中といったところです。

 

それと同時に、社内での身の振り方や人間関係の濃淡のつけかたも変わってきています。出世をするには幹部に気に入られることも必須ですが、出世して得られる力なんてたかが知れています。自分が中堅になって、上役の動きを間近で見るにつけ、切に思います。幹部の顔色ばかり伺う人生には興味がありません。

出世しても給料は大して上がりませんし、組織内で偉そうな顔できるくらいがメリットで、会社辞めたらただのオッサンになること間違いなしです。

 

僕の勤務先では一部の人は出世目的でギラギラした野心を秘めて仕事をしていますが、「仕事人間」というより「会社人間」だと感じています。

「仕事人間」ではありません、「会社人間」です。

どこの会社や国でもやっていけるスキルを持っているとかではなく、属する会社だけで通じるマナーや処世に全エネルギーを費やしている感じの人種です。

 

ここ数年、この「会社人間的」な価値観と自分の価値観の相違が大きくなってきています。仕事好きな人は別にいいんです。熱中するものがあるので良いかなと思っています。僕も仕事に熱中するときはしますし…

ただ、どうも「会社人間」だけは苦手です。会社組織に人生を委ねて思考を停止してしまっている。会社が無いと途端に生活が破綻してしまう。

金銭はもちろん、余暇や住むところや、大きく言うと人生の決定権すらも全て会社に依存してしまっている。その割に仕事へのエンゲージメントは低い。会社には逆らえず「仕事だから」「しょうがない」と思考停止。

しがみつくしかないから、会社に全エネルギーを投入している。しかし、仕事仕事という割に、会社が「働き方改革」と言うと、オウム返しで「働き方改革!はやく帰ろう!」と謳いだす。

 

もはや何がしたいのか分かりません。

定年したら後任が業務を引き継いで、1月もしたら誰からも忘れられてフェードアウト。

 

昔はこのような姿がサラリーマンとして当然と思っていました。「サラリーマンはつらいよ」というか、社会人はそんなものなのかと。

しかし、配当生活が成立する目途が立ってきた現在、日本型サラリーマンとしての人生への疑問がどんどん湧き上がってきています。

おそらく、このままサラリーマンで定年まで過ごしても、何も残らない。

「会社人間」を見るにつけ、「心が死んでるんじゃないのかな…」と思ってしまいます。

 

結局、株式投資というのは僕にとってある意味セーフティーネットになっています。投資があるから仕事も余裕を持って取り組める。いざとなったら運用益で生活できる。

仕事を辞めても、投資があれば頭の体操くらいにはなりそうです。

「投資は副業だからダメです」、なんて会社から言われたら秒で辞表出しそうだな…

僕の中では株式投資は譲れない最後の砦となっているのかもしれません。

 

以上、筆者の独り言でした。