投資で騙されないために知っておきたい数字

こんにちは、サラリーマン投資家のた～とるです。

不定期で「投資詐欺」のニュースを耳にします。

こんなのがあるから「投資＝悪」みたいに思われ、哀しくなります…

騙す方が論外で悪いんですが、騙されないためのリテラシーも必要です。

投資でお金を人に委ねてしまうなら、以下の２つの数字は意識してほしいです。

1.世界最高の投資家ウォーレン・バフェットの投資利回りは年20％

2.世界の株式の投資利回りは平均で年5～6％程度

多少ブレるとは思いますが、この辺の数字はググればすぐに分かります。

バフェットの年20％というのは、とんでもない利回りです。

若いときから複利運用できれば、兆単位の資産を築けます。

普通に投資すれば年5～6％のリターンが出れば十分です。

ちょっと良ければ年7％くらいです。これでも複利なら10年で倍になります。

さて、この投資詐欺の件、「月利４％」です。

年利じゃありません。月利です。ヤバい香りがプンプンしてますね…

月利４％を再投資すれば、複利で年利60％になります。

10年で100倍になります。

詐欺グループは200億円詐取したそうです。

これを年複利60％で運用し続ければ、10年後には２兆円、28年後には１京円に到達します。

はて、世界の富の全てを収奪できそうな勢いですが、この利回りは妥当でしょうかね？

くどい書き方をしましたが、通常は年5～6％程度の投資利回で十分ということは、知っておいて損はないと思います。

最低限の金融リテラシーといってもいいと思います。

世の中には年利8％とかの微妙なラインの詐欺話もあるでしょう。

そのようなとき判断に迷うくらいなら、インデックスファンドに投資すればいいと思います。

それと、付け加えになりますが、金持ちは基本的に浪費をしません。

派手なパーティーだとかブランドの時計や服だとか、見せかけのための出費は極力しません。

「金を持っていること」と「金持ちに見せること」は全く別物です。

派手なパーティーにいる羽振りのよさそうな人が金持ちとはかぎりません。

見栄えと投資の本質には何の関連性もありませんから。

そもそもの話、頑張って稼いだお金を知らない人に委ねること自体、とても怖いことと思うのですが、僕だけでしょうかね…

以上、た～とるでした。

た～とるの投資ライフ